kittiwake0730’s blog

2017衆院選 街宣の書き起こしをのせています

福山哲郎幹事長 応援演説・東京大作戦FINAL1021~街宣書き起こし

みなさーん こんばんは。(こんばんはー!)
道路の向こうにいらっしゃるみなさんもありがとうございます。
雨の中本当にこんなに多くのみなさんに
東京大作戦FINAL お越しをいただきました。
心から御礼申し上げます。ありがとうございます。
10月の3日に政党の届け出をして、枝野さんが一人で立ち上げた「立憲民主党」の新米幹事長、福山哲郎でございます。よろしくお願いします。
枝野さんが下にいるので、すいません。主人公はちょっと待っていただいて、
少しわたしの話、お付き合いください。
10月の1日の夜中に 枝野さんとわたしは「どうしよう」と話し合いをずっとしていました。
多くの仲間が 先ほどお話しをされた井戸さん、海江田さん、全国の仲間が、選挙区を追われるかもしれない。無所属で出ろと言われるかもしれない。
選挙に出られなくなるかもしれない。
そういった中で、みんな どうしようと思っていました。
それはみなさん、政治家や候補者個人の話ではないんです。
「安倍政権を倒したい」と満を持して その政治家と候補者の後ろ側には 背中には たくさんの支援者がいて 準備をしていたからです。
その人たちをどうしたらいいのか。
枝野さんは無所属で埼玉で出れば、勝っていたかもしれない。
そして、声を上げてもだれが来てくれるかもわからない。
お金もありませんでした。
あ、うそです。今もありません。
そんな中、もう一方ではSNSで、インターネットで、電話でFAXで
「枝野立て」「枝野立て」「枝野立て」
みなさんから多くのお力をいただきました。
ほんとにありがとうございます。
不肖わたくしのようなものにも
「福山!政党が信頼できなくなった」「どこに入れていいのかわからなくなった」「この国の政治はどこに行くのか」
本当に多くのみなさんから、声を寄せられました。
枝野さんは
「福山さん、やりましょう。」と。「やるしかないですね」と言って 1日の記者会見にたった一人で臨まれました。
そしたらみなさん、多くの仲間が、立憲民主党でやりたいと集ってくれました。
そして候補者だけではありません。
多くの国民市民のみなさんが 「よく立った」と言って
こんなに多くのみなさんにご声援いただくようになりました。
今日はこの新宿だけでなく、全国で、SNSでご覧をいただいている方もいらっしゃると思います。
新しい政治スタイルの幕開けです、みなさん。
少しわたしのことも聞いてください。
わたしは参議院議員です。じっとしていたらよかったのかもしれません。
しかしながら、まさにこんな小雨でした。
2年前の9月の19日、国会の前に、10万人近い国民市民のみなさんが安保法制反対でお集まりをいただいてる、夜中の1時の本会議で、強行採決をされた後にわたしは 演説に立ちました。
「民主主義、立憲主義を取り戻す戦いは ここから始まります」と
わたしは演説しました。
そしてその後、国会の周りにほんとにこんな雨の中にたくさん来ていただいている方々の前で
「今は負けたけど、これからいっしょに戦ってください」と
わたしはお願いをしました。
そのわたしが、希望に行けますか?(ムリ-!!)行けないでしょみなさん。
行かないなら、こっちからご免こうむる!
そしてわがままをして、枝野さんのもとで、お手伝いをしたいと、言って、
いま、ここに立たしていただいています。
安保法制を追認するような、憲法9条3項の改正なんか、認めるわけにはいきません!
わたしたちは 自由で公正で 多様性を大切にする社会をつくりたいと考えています。
国会を見てください。共謀罪・特定秘密・安保法制。
自民党の議員は、安倍さんの官邸ににらまれる といって誰もなにも発言しない。
強行採決の片棒を担いでいる 自民党の議員が
100人いようが 200人いようが 300人いようがなにも発言しないならみなさん、
いないのといっしょじゃないですか!
立憲民主党に いま集っていただいている仲間は、
筋を通して 国会で今すぐにでも論陣を張っていただける仲間が揃いました。
どうかお力をいただきたいと思います。
また、ヘイトスピーチ障がい者差別、虐待、LGBT差別。
今国会で自由な議論ができないのと同様、安倍政権なって
この国はなんとうっとうしい息苦しい社会になったんでしょうか。
この国は もっと寛容だった。この国はもっとみんなにやさしかった。
人にレッテルを貼って 排除と分断を進める。
安倍政権のような うっとうしい息苦しい社会からは
どうかおさらばをしたいと思いませんかみなさん。
先ほど小島慶子さんが 言われていました。
人は違った人生があっていいんです。
人は違った生き方があっていいんです。
障がいをもった方も、LGBTの方も、
そして例えば、ひとり親で一生懸命子育てしている人たちも
みんなそれぞれの人生があって それぞれ、生きてるんです。
そのことを、異なったことを認めあい、許しあい、
そしてお互いがいっしょに生きていく社会を
我々『立憲民主党』は 枝野さんとともに作っていきたいと考えます。
東日本大震災の時に 枝野さんは官房長官でした。わたくしは副長官でした。
原発が一度暴れだしたら、人間の手にはどうしようもないことを もっとも痛感している二人です。
原発は一日も早くゼロにしたい。
我々の政権の時に作った固定株買取制度で
再生可能エネルギーはなんとこの5年で 原発約20基分 設備ができました.
省エネ技術も 燃料電池も 世界中は原発ゼロのライフスタイル作りの競争に入っています。
日本ができないわけはない!
使用済み核燃料や原発立地自治体の雇用の問題。
いろんな課題を 全部、リアリティをもってリアリズムをもって
実行計画を作っていきたい。
そうお約束をさせていただきました。
いまだに、福島のみなさんに、本当にご迷惑とご苦労をおかけしています。
その責任を枝野さんもわたしも痛感しているからこそ、
イデオロギーなんか関係ありません。
原発ゼロは、この国の進むべき道だと私たちは考えます。
泣いても笑ってもこの選挙 あと2時間になりました。
マイクを使えるのは2時間です。マイクを使えなくても12時まで選挙はあります。
どうかみなさん。もう少しみなさんのお時間と携帯等ネットワークを貸していただけませんか。
LINEでもメールでも電話でもなんでもかまいません。
片っ端から「比例代表立憲民主党」、選挙区立憲民主党の候補が出ていればなんとかしてほしい、
どうか、最後の最後まで、最後の最後まで、お力をいただきたい。
心からお願い申し上げる次第でございます。
明日、結果が出ます。
どのような結果になっても、わたしたちはそれが国民の思いだと受け止めなければいけません。
選挙は 今日で終わります。
しかしながら、みなさんの声に枝野さんが背中を押されてこの出来上がった『立憲民主党』は 明日から みなさん、スタートします。
選挙で終わりではありません。
国民のみなさんからいただいた議席
いっしょになって戦っていただいた国民のみなさんとともに
立憲民主党』という新しい政党をつくる作業を
いっしょにやっていただけませんでしょうか。
「枝野立て」「枝野立て」と多くの国民のみなさんにお集まりをいただいたこの立憲民主党
一過性や一時のブームで終わらせてはダメだと わたしは考えています。
ともすれば 選挙が終わったらすぐ永田町に引きこもってしまう政党。
そうならないために、枝野さんとわたしも、懸命に努力をします。
ささえていただきたいのはもちろんですが
それよりも重要なのは、チェックをしてください。監視をしてください。
みなさんが応援をして作り上げてくれた立憲民主党が永田町の中に引き込まないように。
国民から離れないように。どうか監視をしていただいて。
ともにともにこれからも 戦っていただきたい。
そのことをお願い申し上げたいと思います。
結びに。結びに個人的なことだけ言わせてください。
わたしは2012年に 総選挙、負けた後、仲間がみんな落選をして地域に戻りました。
苦労していました。その中で、TVに出たら政権を失敗したことも含めて、笑っちゃいけないと思って、TVに出た時わたしは 笑わないようにしていました。
特定秘密、共謀罪、安保法制、国民の意向に反して
立憲主義・民主主義を壊されているのに
ほんとに力不足の野党の人間が 国会で笑っちゃ あ TVでは笑っちゃいけないと
ずーっと心に決めていました。
明日、われわれが 思っている 結果以上に
国民のみなさんに力をいただいたら
枝野さんとTVの前で 笑いたいと思います。
そしたらみなさんもいっしょに 笑ってください。
まっとうな政治を取り戻すため、右でも左でもなく前へ
12日間、走り続けてきて下さった
枝野幸男代表にマイクをバトンタッチします。
ありがとうございました。

 

※文中( )内の発言はオーディエンスのみなさまの声の一部を取り上げました。
SNSなどにアップされた動画をもとにウミネコが書き起こしたものです)